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ナベヅル(鍋鶴) ナベヅルhooded crane

世界大百科事典 第2版の解説

ナベヅル【ナベヅル(鍋鶴) hooded crane】

ツル目ツル科の鳥(イラスト)。全長約1m。雄は雌よりわずかに大きい。体は石板灰色で,頭頸(とうけい)部は白く,頭頂は赤い皮膚が裸出する。額は黒い。くちばしは黄色ないし暗黄色,脚は黒い。シベリア南東部で繁殖し,中国東部,朝鮮半島,日本で越冬する。しかし,最近は中国および朝鮮半島で越冬するものはほとんどなく,日本がこの種の主要な越冬地となっている。鹿児島県出水(いずみ)市荒崎とその周辺の農耕地帯には毎冬約6000羽のナベヅルが渡来し越冬する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のナベヅル(鍋鶴)の言及

【ツル(鶴)】より

…【荒俣 宏】。。…

【ツル(鶴)】より

…熱帯や南半球のものは留鳥だが,北半球の高緯度地方で繁殖する種は,冬季南へ渡って越冬する。日本では,タンチョウ(イラスト)が北海道に留鳥としてすみ,マナヅル(イラスト),ナベヅル(イラスト),クロヅル,カナダヅル(イラスト),アネハヅル,ソデグロヅルの6種が冬鳥または迷鳥として渡来している。 全長70~150cm。…

※「ナベヅル(鍋鶴)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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