ハルゼミ(春蟬)(読み)ハルゼミ(英語表記)Terpnosia vacua

世界大百科事典 第2版「ハルゼミ(春蟬)」の解説

ハルゼミ【ハルゼミ(春蟬) Terpnosia vacua】

目セミ科の昆虫マツに限ってすむことからマツゼミマツムシとも呼ばれる。その名のとおり,日本本土ではもっとも早く,春に出現する。小型のセミで,体長は雄26~31mm,22~26mm,前翅の開張は61~67mm。体は,雄が一様に黒色なのに対し,雌は褐色の地に黒紋をもつ。翅は透明で,は黒色~褐色。雄の腹部は細長く,共鳴室が広く,腹端には白粉をつける。雌の産卵管は腹端から突出する。本州,四国,九州,中国に分布し,おもに平地松林に見られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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