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ピタゴラス学派 ピタゴラスがくはPythagoreans

4件 の用語解説(ピタゴラス学派の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピタゴラス学派
ピタゴラスがくは
Pythagoreans

前6世紀前半クロトンピタゴラスにより創設された宗教的学問的教団。清浄な生活と学問の研鑽を目的とし,きびしい戒律と固い団結を有していたといわれる。アリストテレスは世界解釈の原理としての教論をピタゴラス派の人々に帰しているが,初期の学徒も書物を残さなかったので確かなことはわからない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ピタゴラス‐がくは【ピタゴラス学派】

ピタゴラスの説を継ぐ学徒・教徒。紀元前5~4世紀に活躍。フィロラオス・アルキタスが著名。紀元前1世紀に新ピタゴラス学派として復興。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ピタゴラスがくは【ピタゴラス学派】

ピタゴラスの学説を受け継ぐ学徒。紀元前五~四世紀頃に活躍し、フィロラオス・アルキタスなどが有名。伝統的に幾何学・天文学の研究を重んじた。しばらく絶えたのち、紀元前一世紀頃新ピタゴラス学派として再興された。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピタゴラス学派
ぴたごらすがくは
Pythagoreans

ピタゴラスによって創設された古代ギリシアの哲学の一派。数学的な諸科学(数学、天文学音楽理論)に優れた業績を残した研究団体であり、同時に、研究生活を通じて魂の浄化、救済を目ざす宗教団体でもあり、また政治結社の性格も備えて、紀元前5世紀南イタリアのクロトン市を支配し、一時は強大な勢力を誇った。数学的な宇宙論を構想し、「万物は数からなる」とした。すなわち、宇宙は限と無限の二原理からなる「美しい調和ある全体(コスモス)」であり、この調和と「形」を与えるものが数の比例(ロゴス)である。そこから彼らは、事物の存在における形相原理formal principleの発見者といわれる。「天球のハルモニアー」の理論や対地球の設定など、彼らの説にはギリシア合理主義の粋を示すものがある。前5世紀後半に学派の中心は破壊され、団員は分散するが、プラトンその他の人々への影響は大きかった。[加藤信朗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のピタゴラス学派の言及

【オルフェウス教】より

…輪廻(りんね)転生をはっきりこの教派の教義に帰している文献はないが,当然それが前提となっているように思われる。オルフェウス教はその点でピタゴラス学派とたいへん近く,両者はほぼ同じアルカイック時代に台頭し,相互に影響し合い,ときに区別がつけられなくなっていたように思われる。ただプラトン,テオフラストスなどがもっぱら軽蔑的にのみこの教派に言及しているところから判断すれば,古典時代には秘教の全般的な退潮とこの派の一部のいかがわしい売僧の横行などのために,いわばピタゴラス学派の民衆版として社会の片隅に沈滞し,古代末期の危機的状況下に再び浮上し,とりわけ新プラトン主義者などによりプラトン形而上学の先駆的思想として高く評価されるようになったものと思われる。…

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