コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フィリップ2世 フィリップにせいPhilippe II, Auguste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィリップ2世
フィリップにせい
Philippe II, Auguste

[生]1165.8.21. パリ
[没]1223.7.14. マント
フランス王 (在位 1180~1223) 。カペー王権を急速に発展強化させた国王として知られる。王国の皇帝の意をこめて「尊厳王」と通称される。イザベル・ド・エノーとの結婚によりアルトアを合併 (1180) 。当時,イングランドフランスにまたがるプランタジネット家のいわゆる「アンジュー帝国」に対抗,プランタジネット王室の内紛を利用して,ヘンリー2世,その息子リチャード1世,次いでジョン王 (欠地公子) と争い,最後にノルマンディー,アンジュー,メーヌポアトゥーツーレーヌのプランタジネット家領を王領に合併 (1202~06) ,1214年ドイツ皇帝オットー4世と結んだジョン王の反攻をブービーヌに撃破,王国の脅威を除いた。拡大した王領管理のために,封建貴族のような独立的存在であったプレボの上にバイイセネシャルをおき,プレボ職の独立性を打破し,世襲制から期限付きの請負制へと移行させた。また都市と緊密に結びつき,王領支配を強化した。南フランスのカタリ派制圧のアルビジョア十字軍を率いたが,その途上で病死した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

フィリップ2世の関連キーワード永万二条天皇ねんきんダイヤル二条天皇藤原伊通藤原範兼二条天皇六条天皇母子世帯の収入フェザー級

フィリップ2世の関連情報