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「フランス連合」の意味・わかりやすい解説
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フランス連合
フランスれんごう
Union française
第四共和政憲法 (1946.10.27.公布) によって規定されたフランス本国および植民地の総称。正確には,一方にフランス共和国 (本国,海外県,および海外領土) ,他方に連係国家 (旧保護国) ,連係領土 (信託統治地域) によって構成される。連合首長 (共和国大統領が兼ねる) ,連合高等評議会,連合議会がその中枢機関。第2次世界大戦末期の民族独立の動きに影響され,1944年1月のブラザビル会議の趣旨に沿って,植民地の近代化をはかるため創設された。 58年第五共和政憲法でフランス共同体に引継がれた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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フランス連合(フランスれんごう)
Union française
1946年10月に公布されたフランス第四共和政憲法は,イギリス連邦にならって,その旧植民地,保護国(領)をも平等な権利,義務のもとに一つの連合を形成するものとした。このフランス連合では,中央機関の議長は大統領が兼任し,最高理事会およびフランス政府と海外諸領から選出された240名の代議員よりなる議会が設けられた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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フランス連合
フランスれんごう
Union Française
1946年の第四共和政憲法により規定されたフランス植民地と本国との一体的な組織
フランス本国・アルジェリア・海外諸国・海外領土・連合諸国によって構成され,人種・宗教の別なく平等の権利・義務を基礎にするとした。中央に議長と最高理事会を置き,フランス政府と海外諸地域から選出された代議員による議会が設置されているが,フランス本国政府の優越が認められ,実際には不平等であった。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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