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フリースクール free school

翻訳|free school

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フリースクール
free school

従来の学校教育の枠にとらわれず,子供の自由と自主性の尊重を原則とする学びの場。1920年代の進歩主義教育運動の流れのなかで,子供の要求を徹底的に尊重する自由主義教育を主張したイギリスの教育家アレクサンダー・S.ニールが創設し,世界でいちばん自由な学校といわれたサマーヒル・スクールがその典型。ドイツのシュタイナー学校アメリカ合衆国のクロンララ・スクールなどもこの流れをくむ。日本では,ニールやルドルフ・シュタイナーなどの思想を学んだ人たちが既存の学校教育とは異なる教育を目指して設立したものと,深刻化した不登校に対応するために親たちの手で任意に設立されたものとの二つの流れがあり,1980年代後半から急増した。非営利組織 NPOの事業によるもの,社会教育施設が場を提供しているものなど,さまざまな形態がある。文部科学省はフリースクールに通った日数,インターネットで自宅学習した日数を学校の出席日数として認めた。2001年に NPO法人フリースクール全国ネットワークが設立された。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

フリースクール

不登校の小中高校生らが学習指導を受けたり、体験活動をしたりする民間施設。30年ほど前から広まった。文部科学省が今年確認できただけで474カ所あった。 同省の調査によると、学習のほか、芸術やスポーツ、社会体験など施設によって活動はさまざまで、月会費は平均約3万3千円。

(2015-10-14 朝日新聞 朝刊 5総合)

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デジタル大辞泉の解説

フリー‐スクール(free school)

教科の選択などに生徒の自主性を重視する学習法を行い、従来の学校のような管理や評価などを行わない教育施設。

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大辞林 第三版の解説

フリースクール【free school】

既成の学校教育制度の外にあり、子どもの自由・自主性・個人差などに配慮し、児童・生徒中心主義の教育を行う学校形態の総称。オルタナティブ-スクール。 〔広義には、不登校の児童・生徒を受け入れるさまざまな機関・団体も含まれる〕

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