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フローベール フローベール Flaubert, Gustave

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フローベール
フローベール
Flaubert, Gustave

[生]1821.12.12. ルーアン
[没]1880.5.8. クロアッセ
フランスの小説家。写実主義文学の代表者。父は高名な外科医。リセ・ド・ルーアンを経てパリ大学で法律を学んだが,1844年神経障害で学業を放棄,故郷ルーアンに近いクロアッセに移り,生涯をここで過した。

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デジタル大辞泉の解説

フローベール(Flaubert)

フロベール

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百科事典マイペディアの解説

フローベール

フランスの作家。外科医の子としてノルマンディー地方のルーアンに生まれ,ロマン派文学に心酔する夢想的な少年時代を送った。パリで法律を学ぶうち1844年神経病の発作を起こし,以後故郷に近いクロアッセに隠遁。
→関連項目芸術至上主義小説ゾラティボーデドーデポルノグラフィーモーパッサンルーアン

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世界大百科事典 第2版の解説

フローベール【Gustave Flaubert】

1821‐80
フランスの小説家。ノルマンディー地方のルーアンに生まれる。父親が外科医で病院長をも務めていたため,病棟や解剖教室に隣接した住居で生まれ育ち,幼時から病者・死者のいる光景に目でなじんだ。10歳にならぬころからすでに物を書き始めたが,その初期習作の多くに幼少年期の特異な環境の反映がみられるとされる。ルーアン王立中学を経てパリ大学法学部に入学して2年余り後の1844年冬,終生の持病となった神経疾患の最初の発作に襲われ,ほどなくして学業を断念,ルーアン近郊のクロアッセの家に引きこもり,以来ここでひたすら文学創作に専念する生活を送ることになる。

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大辞林 第三版の解説

フローベール【Gustave Flaubert】

1821~1880) フランスの小説家。ロマン派的性向と古典派的要求の緊張のうちから彫琢ちようたくされた文章で数々の名作を残し、リアリズム文学の巨匠とされる。小説「ボバリー夫人」「サランボー」「感情教育」「聖アントワーヌの誘惑」、短編集「三つの物語」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フローベール
ふろーべーる

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世界大百科事典内のフローベールの言及

【感情教育】より

…フランスの作家フローベールの長編小説。1869年刊。…

【写実主義】より

…流派のもう一方の旗頭となったデュランティも,みずから編集発行する文学雑誌《写実主義》(1856‐57)などを通じて写実主義理論をくりかえすかたわら,その理論にのっとった小説を発表した。しかし,ロマン主義に代わって写実主義こそが時代の文学的潮流となったことを決定的に印象づけたのは,フローベールの小説《ボバリー夫人》(1857)である。フローベール自身は写実主義派の文学理論や実作に強い嫌悪の念を抱いていたにもかかわらず,《ボバリー夫人》以下の諸作によって,この作家は写実主義文学の真の巨匠とみなされるに至り,後の自然主義の作家たちからも先駆者と仰がれることになった。…

【小説】より

…彼らの手法はトルストイに受けつがれ,《戦争と平和》《アンナ・カレーニナ》で近代小説は完成したと見ることもできる。リアリズム(写実主義)の流れは,フランスではゾラとフローベールに続くが,ゾラの自然主義が実証的社会誌に向かうのに対して,フローベールはリアリズムの技法を厳格化する過程で,外部の現実との絆を切って自立する芸術作品としての小説という理念に達し,現代小説の戸口に立った。またこの時代には作者内面の夢や葛藤を表現する近代的ロマンスというべき《嵐が丘》やメルビルの《白鯨》が生まれ,大都会の悪夢的な世界の中に強力な善悪のドラマを作りだしたディケンズやドストエフスキーが現れた。…

【心理小説】より

…こうした傾向を集約した人間学の新しい理論として登場したのが,フロイトの精神分析学であるが,それと呼応するかのように,プルーストは畢生の大作《失われた時を求めて》(1913‐27)で,〈私〉の独白に始まる自伝的回想が,そのまま写実的な一時代の風俗の壁画でもある空間を創造して,心理小説に終止符を打った。人物や家屋や家具の純粋に視覚的な描写の連続のしかたが,そのまま観察者=話者である主人公の嫉妬の情念の形象化でもあるようなロブ・グリエの《嫉妬》(1957)は,プルーストの方法をいっそうつきつめた成果であるが,その先駆者は《ボバリー夫人》(1857)のフローベールにほかならない。 この観点からすると,どんなに写実的であろうと,すべての小説は心理小説であるという逆説も成り立つ。…

【ボバリー夫人】より

…フランスの小説家フローベールの長編小説。副題は〈田舎風俗〉。…

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