コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホイートストン ホイートストン Wheatstone, Sir Charles

5件 の用語解説(ホイートストンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホイートストン
ホイートストン
Wheatstone, Sir Charles

[生]1802.2.6. グロスター
[没]1875.10.9. パリ
イギリス物理学者楽器製造業を経て,キングズ・カレッジ実験物理学教授 (1834) 。楽器の音響原理に関心をもち,1833年クラドニ図形に関する論文を発表,学会に認められる。 34年の導体中の電流速度測定用の回転鏡,37年に特許を取った W.クックとの共同による電信機,ステレオスコープ (実体鏡) の発明のほか,発電機の改良など多くの業績を残した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ホイートストン

英国の物理学者。楽器商の家に生まれ,最初は音響の研究に従事。1834年ロンドン大学教授。1837年W.F.クックとともに磁針電信機の特許を取得。立体鏡,電気時計も考案,またS.H.クリスティーが考案した抵抗測定器を実用化させ,これはホイートストンブリッジの名で広く普及した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ホイートストン【Charles Wheatstone】

1802‐75
イギリスの物理学者。グロスターの楽器商の家に生まれ,青年時代から音響振動の研究を行い,1828年空気柱の共鳴,33年クラードニ図形などの研究で有名となった。34年ロンドン大学キングズ・カレッジの実験物理学教授,36年ローヤル・ソサエティ会員となる。1834年に三つの放電空隙をもつ電線中の電気の伝播(でんぱ)速度を回転鏡で測定したが,この技術はその後光速の測定に利用された。電信の研究ではクックWilliam Fothegill Cooke(1806‐79)とともに,磁針電信機を発明したほか,44年には海底電信の実験を行った。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ホイートストン【Charles Wheatstone】

1802~1875) イギリスの物理学者。磁針電信機を発明。ホイートストン-ブリッジと呼ばれる電気抵抗の精密測定器を実用化した。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホイートストン
ほいーとすとん
Sir Charles Wheatstone
(1802―1875)

イギリスの物理学者、発明家。楽器商の子としてグロスターに生まれる。1834年キングズ・カレッジの実験物理学教授、1836年王立協会会員。初めはおもに楽器と音響学の研究を行い、1823年、音波に関する論文を発表、1829年にはコンサーティーナ手風琴)を発明した。1834年、電気の伝導速度を測定して、しだいに電気学の研究へと進んだ。イギリス産業革命期を通じて活発化した鉄道建設とそれに伴う通信線設置の実用的課題に取り組み、1837年W・F・クックと共同で5針式電信機を発明、また当時、十分評価されていなかった「オームの理論」の有効性を実証した。そして電信機器や回路の抵抗測定法を研究し、1843年クリスティSamuel H. Christie(1784―1865)が起電力の比較測定に用いた回路(1833)を応用、発展させたホイートストンブリッジ回路を発明した。彼の研究は初期の電気通信技術に基礎的な理論を与え、また電気学ではオームの法則の重要性を指摘するものとなった。[貝塚昭夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のホイートストンの言及

【コンサーティーナ】より

…手風琴と呼ばれる。イギリス人ホイートストンCharles Wheatstoneが発明し,1829年に特許を取った。六角形で,両手にボタンがあってともに〈押し〉と〈引き〉で別の音を出す。…

【暗号】より

…綴字換字の代表的なものはプレーフェアPlayfair暗号である(図2)。この暗号はイギリスの物理学者C.ホイートストンが考案したものであるが,彼は友人のL.プレーフェアの名を形式名とした。プレーフェア暗号は第1次大戦中イギリス軍が主用したもので,現在でも一部に使用されている。…

【印刷電信】より

… 印刷電信はモールス通信とは別個に発達した。印刷電信の先駆をなしたものは指示電信であり,1837年にイギリス人C.ホイートストンによって実用機が作られた。これは配列された文字の位置に相当する数だけ電流パルスを送って指針を1目盛ずつ進ませ円盤上の文字を指示させるものである。…

【コンサーティーナ】より

…手風琴と呼ばれる。イギリス人ホイートストンCharles Wheatstoneが発明し,1829年に特許を取った。六角形で,両手にボタンがあってともに〈押し〉と〈引き〉で別の音を出す。…

【電信】より

…電信の業務運営はアメリカ,カナダ,イギリス,日本を除いては国,または公共企業体で行われている。 電信の歴史は,1837年にS.F.B.モースが発明したモールス電信と,37年にC.ホイートストンらが発明し印刷電信の発端となった指示電信機に始まる。日本では,49年(嘉永2)に佐久間象山が松代藩においてオランダの文献《理学原始第2版》(1847)をもとに指示電信機を作り,電信の実験に成功している。…

※「ホイートストン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ホイートストンの関連キーワードエルガーグレイグロスターユーロスタークロスターノイブルクイギリス巻イギリスの名車Miniバースデーの日ウィンチェスターの鐘クロス・マイ・ハートラジオスターの悲劇

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone