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ホフスタッター

百科事典マイペディアの解説

ホフスタッター

米国の物理学者ニューヨーク市立大学を出て,第2次大戦中は国立標準局に勤め,1950年スタンフォード大学教授。同大学の巨大な直線加速装置(加速装置)で加速した高エネルギーの電子を原子核にぶつけてその構造を研究。1960年陽子・中性子中心核を2重の中間子の殻がとりまく構造をもつことを確認,また既知中間子より質量の大きいロー中間子,オメガ中間子の存在を予言。1961年メスバウアーとともにノーベル物理学賞

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世界大百科事典 第2版の解説

ホフスタッター【Richard Hofstadter】

1916‐70
アメリカの歴史学者。コロンビア大学で学び,1946年より同大学で教鞭をとる。《アメリカの政治的伝統》(1948)において,アメリカ政治史上の党派的・地方的・経済的・思想的対立の底には,〈財産権,経済的個人主義,競争の価値に対する信条〉という共通のイデオロギーが存在するという新解釈を示して評判になり,《改革の時代》(1955)でピュリッツァー賞をとる。彼は歴史研究に社会科学,ことに社会心理学の方法論などをとり入れて,大胆な解釈を試み,一部からは実証性の不足を指摘されたが,第2次大戦後のアメリカ歴史学会を代表する一人であり,その著書,論文で邦訳されているものも多く,日本のアメリカ史研究にも大きな影響を与えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホフスタッター
ほふすたったー
Robert Hofstadter
(1915―1990)

アメリカの物理学者。ニューヨーク州立大学で学び、1939年プリンストン大学で学位を得た。1939年からペンシルベニア大学研究員として原子核研究用のバンデグラーフ装置の建設に従事した。またこのとき知り合ったシッフLeonard Isaac Schiff(1915―1971)とは、同僚・友人として長いつきあいとなった。第二次世界大戦中は国立標準局(現、国立標準技術研究所)、ノルデン研究所に勤務。戦後、プリンストン大学を経て、1950年スタンフォード大学准教授となり、建設中の線形加速器を用いて高エネルギー電子散乱の実験にとりかかった。1954年からは陽子と中性子に関する研究に携わったのち、大改造された線形加速器を用いて、核子の形状因子の測定をはじめ、新たな素粒子を発見するなど核物理学、素粒子物理学の発展に貢献した。「原子核による電子の散乱の研究、核子の構造に関する発見」により、1961年ノーベル物理学賞を受けた。γ(ガンマ)線の共鳴吸収を研究し、「メスバウアー効果」を発見したメスバウアーとの同時受賞であった。[小林武信]
『牟田泰三訳「原子核の電子散乱の研究と構造に関する発見」(ノーベル財団著、中村誠太郎・小沼通二編『ノーベル賞講演 物理学9』所収・1979・講談社)』

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