ホヤ(読み)ほや

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホヤ(ガガイモ科)
ほや
[学]Hoya

ガガイモ科ホヤ属の総称。鹿児島県佐多岬から南西諸島、アジア南東部、オーストラリアなどの熱帯、亜熱帯地域にかけて約80種分布する。日本ではサクラランH. carnosa R. Br.一種が分布し、属名をとって単にホヤとよばれることがある。多肉ガガイモ科のなかでは他属と異なり、花は蝋(ろう)細工様の星状球形で美しく、芳香を放つ。近年、フイリサクラランとともに観葉植物として人気がある。つる性で、茎から気根を出し、木や岩などに付着する。葉は対生し、花は星状に五深裂し、萼(がく)は小さく、基部の内側に腺(せん)がある。ミズゴケかヘゴ材などにつけ、風通しのよい所ならどこでもよく育つ。花期は春から初夏。直射日光を嫌うので、半日陰か室内で育て、冬期は室温10℃以上を必要とする。[中村卓造]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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