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ホーソン実験 ホーソンじっけんHawthorne experiment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホーソン実験
ホーソンじっけん
Hawthorne experiment

ハーバード大学教授 E.メーヨーらがウエスタン・エレクトリック社のホーソン工場で行なった一連の研究 (1927~32) 。作業量にとって照明,労働時間,給与条件などよりも,士気インフォーマル・グループなどの人間関係の社会心理学的条件が重要であることを明らかにして,産業心理学産業社会学の成立の契機となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホーソン実験
ほーそんじっけん
Hawthorne experiments

アメリカの電話・通信機器メーカーのウェスタン・エレクトリック社ホーソン工場で行われた生産性の規定要因に関する一連の実験・調査をいう。大きくは二期に分かれ、第一期(1924年11月~1927年4月)では照明と作業能率との関係の解明を目ざした「照明実験」が実施されたが、失敗した。そこで、ハーバード大学のメーヨー、レスリスバーガーFritz Jules Roethlisberger(1898―1974)らの協力を得て、「ホーソン第二実験」(1927年4月~1932年5月)が実施され、継電器(リレー)組立て作業実験室調査、約2万1000人の面接調査、バンク配線観察室調査など五つの実験・調査が行われた。これらを通じて、作業能率は作業条件より労働者の精神的態度や感情に影響され、労働者の態度や感情はまた個人的来歴や職場の社会的情況に規定されることが明らかにされるとともに、非公式組織(インフォーマル・グループ)の存在とその規制力も発見された。これによって人間関係論の生成の基礎が与えられた。[浪江 巖]
『F・J・レスリスバーガー著、野田一夫・川村欣也訳『経営と勤労意欲』(1954・ダイヤモンド社) ▽G・E・メイヨー著、勝木新次・村本栄一訳『産業文明における人間問題』(1959・日本能率協会)』

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