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マグネシウム合金 マグネシウムごうきん magnesium alloy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マグネシウム合金
マグネシウムごうきん
magnesium alloy

マグネシウムはアルミニウムよりさらに軽く (比重 1.74) ,その合金も軽量の機械部品,構造材料を意図してつくられた。最初のものは 1909年ドイツの G.エレクトロンの発明したエレクトロン合金 (アルミニウム5~10%,亜鉛 0.5~3.5%,マンガン少量添加の組成) である。

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知恵蔵の解説

マグネシウム合金

マグネシウムを主成分とする合金。比重が1.74と実用金属材料の中で最も軽く、高い比強度を示し、ノートパソコンの外装などへの利用が注目されている。リチウムは比重が0.53であるために、マグネシウム‐リチウム合金は水に浮くほど軽い。耐食性や耐熱性にも優れ、期待されている。

(徳田昌則 東北大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

マグネシウム‐ごうきん〔‐ガフキン〕【マグネシウム合金】

マグネシウムを主体とする軽合金エレクトロンが代表的。実用合金では最も軽く、航空機自動車部品などに使用。

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世界大百科事典 第2版の解説

マグネシウムごうきん【マグネシウム合金 magnesium alloy】

マグネシウムは比重がアルミニウムの2/3,鉄の1/4であって,実用材料中最も軽く,軽量化を図るのに適した材料である。しかし,アルミニウムと比較して地金は割高であり,また耐食性に劣り,冷間加工に適さないなどの欠点があり,そのために用途は制限されている。活性な金属であって発火性がある。切削性はきわめてよく,切りくずの発火に注意すれば切削速度を高くすることができる。合金は展伸用と鋳造用に大別される。展伸合金としては,常温での塑性加工は困難であるが,熱間加工は圧延も押出しも可能であり,押出材として少量生産されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マグネシウム合金
まぐねしうむごうきん
magnesium alloys

マグネシウムを主体とし、それに他元素を加えた合金。マグネシウムは実用金属中もっとも軽い(比重1.74)ので、これに少量の添加元素を加えて強化した合金が、軽量の構造材料として航空機・宇宙探査機部品、自動車部品、その他高速回転部品、携帯用品などに多量に用いられている。銅合金やアルミニウム合金に比較すれば、その強度はあまり高くはないが、比強度(強さ/比重)で比較すれば、マグネシウム合金高張力鋼に相当する。マグネシウム合金は鋳造、温間加工、溶接などは容易で、仕上がりが美しいという特徴がある。アルミニウムを添加すると熱処理性が現れ、強さ、硬さを増す。亜鉛は鋳造性を向上させるとともに強さや破断までの伸びを向上させる。これら添加元素を含む合金は、熱処理により純マグネシウムの2~3倍の強さとなる。マグネシウム合金は高温では使用できないが、温間での強度低下を防ぐ目的でジルコニウムトリウムセリウムなどを加えることがある。実用マグネシウム合金には、耐食性向上のために微量のマンガンを加えているのが普通である。[及川 洪]

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世界大百科事典内のマグネシウム合金の言及

【軽合金】より

…鋳物としても展伸材としても使用される。マグネシウム合金はアルミニウム合金よりもさらに軽いが,一般的にいって強度,耐食性,加工性でアルミニウム合金には及ばない。ダイカストなどの鋳物として,また押出材としての利用が多い。…

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