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モッコク(木斛) モッコクTernstroemia japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モッコク(木斛)
モッコク
Ternstroemia japonica

ツバキ科の常緑小高木。東アジアの暖温帯に広く分布し,日本でも東海地方より西の海岸近くに自生があるが,庭木として普通に植えられる。幹は高さ 7mぐらいになり,枝は赤みを帯びる。葉は無毛でなめらかな厚い革質の長楕円状倒卵形で先は丸い。7月頃に,葉腋に長い柄のある白色の花を下向きにつける。おしべは多数あり,めしべは1個である。液果は球形で皮は厚く,熟すると不規則に開裂して赤色の種子を出す。園芸品種が多い。材は非常に堅くて重く,床柱などの建築材,器具材,文房具,寄せ木細工などに,また樹皮タンニンを含み,茶褐色の染料とすることがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

モッコク【モッコク(木斛) Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Sprague】

ツバキ科の常緑高木で,おもに暖地の海岸近くに野生する(イラスト)。12月に果実の皮が破れて,中からエンドウ豆大の赤い種子がでる。樹高15m,直径80cmにもなり,枝はやや放射状に分かれる。若枝灰褐色で無毛。小さい楕円形の皮目が多い。葉は枝の先に放射状に集まり,質厚く,表面深緑色で光沢がある。花は直径2cmぐらいの黄白色,6月に下向きに咲く。花弁は5枚,基部で合生する。材は赤色で年輪がはっきりしない。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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