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ヤオ族(瑶族) ヤオぞくYáo zú

世界大百科事典 第2版の解説

ヤオぞく【ヤオ族(瑶族) Yáo zú】

中国長江(揚子江)以南の湖南,広西チワン(壮)族自治区広東貴州雲南から東南アジアベトナムラオスタイなどの山岳地帯にかけて広範囲にわたり分布する少数民族。マンManなどともよばれる。中国の古い文献には猺,徭,傜,などとも記される。中国領内に居住するヤオ族は約214万人(1990)で,各地にヤオ族自治県を構成している。また,ベトナムには29万4000人(1978),タイには3万6000人(1988),ラオスには1万3000人(1975)が居住していると推定されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のヤオ族(瑶族)の言及

【人名】より

… さらにまた,出産の際に偶然起こった事件や自然現象を,その子どもの運勢に結びつけて吉凶を判断し,それを命名に反映させる例も,まま見受けられる。例えば,やはりタイ北部の山地民族の一派であるヤオ族の俗名は,通常〈老一,老二,老三……〉という出生順による単純な数詞で示されるが,子どもが生まれたときに,たまたま遠来の珍客があると,はなはだ縁起がよいこととして喜び,その客人に名づけ親になってもらったり,ときには名前そのものに〈客〉という漢字を数詞に代えて当てる風習がある。これは,外来者のもたらす福祉に期待する,いわゆる〈まれびと信仰〉に根ざすものにほかならない。…

【ベトナム】より

…また精霊信仰と祖先崇拝を中心に,今もなお伝統的な儀礼,慣習を保持している。 少数民族の分布状況をみると,北部山地のミヤオ(苗)族(約25万人)は,かつて山頂近くに住み,山腹を利用して焼畑農耕を営んでいたが,現在ではその多くが高地を去り,定住化へと向かっている。主要作物はおかぼで,またケシを栽培してアヘンをつくり現金収入を得る。…

※「ヤオ族(瑶族)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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