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ユウロピウム europium

翻訳|europium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユウロピウム
europium

元素記号 Eu ,原子番号 63,原子量 151.964。周期表3族の希土類元素で,ランタノイド元素の1つ。含希土類鉱物中に産出するが,希土類元素中存在量は最も低い。地殻中の平均存在量 1.2ppm,海水中の含有量 0.0005 mg/l 。単体金属の融点 826℃,比重 5.259。熱中性子吸収断面積が非常に大きい。酸化数2および3。酸化数3が普通で,化合物の色は無色あるいは淡紅色である。常磁性である。 1901年フランスの化学者 E.A.ドマルセイにより,サマリウムの酸化物サマリアより分離,発見された。

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百科事典マイペディアの解説

ユウロピウム

元素記号はEu。原子番号63,原子量151.964。融点826℃。希土類元素の一つ。1901年E.A.ドマルセイの発見。単体は鋼灰色の金属。化合物は通常2価および3価で,前者は無色,後者は淡紅色のものが多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ユウロピウム【europium】

周期表元素記号=Eu 原子番号=63原子量=151.96地殻中の存在度=1.2ppm(55位)安定核種存在比 151Eu=47.77%,153Eu=52.23%融点=826℃ 沸点=1439℃比重=5.259電子配置=[Xe]4f75d06s2 おもな酸化数=II,III周期表第IIIA族に属する希土類元素のうちのランタノイドの一つ。1896年フランスのドマルセーEugène Anatole Demarçay(1852‐1904)によって酸化サマリウムから新元素として分離され,ヨーロッパにちなんで命名された。

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大辞林 第三版の解説

ユウロピウム【europium】

ランタノイドの一。元素記号 Eu  原子番号63。原子量152.0。銀白色の金属。天然産出量はきわめて少ない。カラー-テレビの赤色用の蛍光体や原子炉制御棒などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユウロピウム
ゆうろぴうむ
europium

周期表第3族、希土類元素に属するランタノイド元素の一つ。1901年フランスのドマルセーEugne Anatole Demaray(1852―1904)によって発見され、ヨーロッパにちなんで命名された。希土類元素のうちプロメチウムに次いで希産のものの一つ。塩化物の溶融塩電解、またはアルカリ金属で還元すると、銀白色の金属を得る。酸化数の化合物をつくる。高温に熱すると淡紅色のEu2O3となる。水とは徐々に、熱水および酸では速やかに反応して水素を発生する。EuIII化合物は多くが無色、EuII化合物は多くが淡紅色。カラーテレビ用赤色蛍光体のほか、蛍光ガラス、高圧水銀灯の発光体として用いられる。また熱中性子吸収断面積が大きく、原子炉制御棒用金属に用いられる。[守永健一・中原勝儼]

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