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ルクランシェ電池 ルクランシェデンチ

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デジタル大辞泉の解説

ルクランシェ‐でんち【ルクランシェ電池】

炭素棒を陽極亜鉛棒を陰極塩化アンモニウム電解液とし、消極剤二酸化マンガンを用いた電池。起電力は1.5ボルト。1868年にフランスルクランシェ(G.Leclanché)が発明。乾電池はこれを改良したもの。

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百科事典マイペディアの解説

ルクランシェ電池【ルクランシェでんち】

炭素棒を陽極,水銀を塗布した亜鉛を陰極,20%塩化アンモニウム水溶液を電解液とし,減極剤として二酸化マンガンを用いた一次電池。1868年ルクランシェ〔1839-1882〕が考案。
→関連項目一次電池電池

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世界大百科事典 第2版の解説

ルクランシェでんち【ルクランシェ電池 Leclanché cell】

1878年ルクランシェGeorges Leclanché(1839‐82)の発明した電池。電解液は20%の塩化アンモニウム水溶液,陰極は水銀を塗布した亜鉛,陽極は消極剤の働きをする酸化マンガン(IV)粒で取り囲まれた炭素棒で,次式に示す構成をもつ。 (+)C|MnO2|20%NH4Cl|Zn(-)電圧は1.4~1.5V。これを乾式化したものが1880年ころ現れ,その後改良が加えられて現在最も広く用いられているマンガン乾電池となった。

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大辞林 第三版の解説

ルクランシェでんち【ルクランシェ電池】

1868年にフランスのルクランシェ(G. Leclanché1839~1882)が発明した一次電池。陰極に亜鉛、陽極に炭素棒、減極剤に二酸化マンガン、電解液に塩化アンモニウムを使用し、起電力は1.5ボルト。現在の乾電池に発展した。マンガン電池。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルクランシェ電池
ルクランシェでんち

マンガン乾電池」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルクランシェ電池
るくらんしぇでんち
Leclanch cell

1866年フランスのルクランシェGeorges Leclanch(1839―82)によって発明された電池。負極活物質に亜鉛Znを、正極活物質に二酸化マンガンMnO2を、電解液に20%塩化アンモニウムNH4Cl水溶液を用いた次の構成の湿電池である。
  Zn|NH4Cl|MnO2|C
ここで、正極には素焼きの円筒の中に二酸化マンガン粉末と炭素粉末との混合物を詰め、その中央に炭素棒を配したものを用いている。起電力は約1.5ボルトである。1868年には電解液に細かい砂または鋸(のこ)くずなどを加えて練り、ペースト状とするくふうが加えられ、さらに88年にはガスナーC. Gassnerが電解液にデンプンなどを加えてゲル化し、電解液が外へ流れ出ないように改良して乾電池化した。これが現在のマンガン乾電池の原形となっている。
 わが国では、1885年に屋井先蔵(1863―1927)がこのルクランシェ電池と同じ構成の乾電池を作製し、1892年にアメリカで開かれた万国博覧会に出品している。[浅野 満]
『橋本尚著『電池の科学――生物電池から太陽電池まで』(1987・講談社) ▽電気化学会編『電気化学便覧』(2000・丸善) ▽電池便覧編集委員会編『電池便覧』(2001・丸善) ▽小久見善八・池田宏之助編著『はじめての二次電池技術』(2001・工業調査会)』

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