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ルートウィヒ ルートウィヒLudwig, Carl Friedrich Wilhelm

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルートウィヒ
Ludwig, Carl Friedrich Wilhelm

[生]1816.12.29. ウィッツェンハウゼン
[没]1895.4.23. ライプチヒ
ドイツの生理学者。エルランゲン,マールブルク大学に学び,マールブルク大学解剖学教授 (1846~49) を経て,チューリヒ (49) ,ウィーン (55) ,ライプチヒ (65~95) 各大学教授。生理学研究の機器づくりに秀で,1847年にキモグラフ kymographという運動記録器を血圧の変化と呼吸運動の記録用に創案。 56年血漿に近い組成をもった溶液の中でカエルの心臓を生きた状態のまま保つことに成功。これは動物の臓器を体外に取出して生かし続けた最初の例であり,灌流実験法のさきがけとなった。血液循環や心臓の拍動に関しても研究を行い,71年に,心臓の筋肉はその極限まで収縮するか,あるいはまったく収縮しないかのいずれかであって,その中間はありえないことを定式化した。また,腎臓の表層に尿をろ過する機能のあるのを発見 (44) 。 H.ヘルムホルツ,E.ブリューガー,E.デュ・ボア=レイモンとともに生物物理学運動を展開した。

ルートウィヒ
Ludwig, Emil

[生]1881.1.25. ブレスラウ(現ポーランド,ウロツワフ)
[没]1948.9.17. スイス,アスコナ近郊
ドイツの小説家劇作家,伝記作家。第1次世界大戦中ジャーナリストとして活躍,偉人の生涯を描き,大衆的な成功を博した。主著ビスマルク』 Bismarck (1912) ,『ゲーテGoethe (20) ,『ルーズベルト』 Roosevelt (38) ,『ナポレオン』 Napoleon (39) ,『ベートーベン』 Beethoven (43) など。

ルートウィヒ
Ludwig, Otto

[生]1813.2.12. チューリンゲンアイスフェルト
[没]1865.2.25. ドレスデン
ドイツの小説家,劇作家。早くから詩と音楽の才能を認められ,1838年オペラを上演,翌年マイニンゲン公の庇護を受け,ライプチヒでメンデルスゾーンに師事したが,持病のリウマチと内気な性格のため音楽を断念,44年に伯父の遺産を得てドレスデンの山荘にこもり文学に専念,詩的リアリズムを唱えた。戯曲『世襲山林管理官』 Der Erbförster (1850) ,『マッカベーアー一族』 Die Makkabäer (54) ,恋愛物語『陽気な娘』 Die Heiterethei (54) ,小説『天と地の間』 Zwischen Himmel und Erde (56) などのほか,シェークスピアを崇拝して,『シェークスピア研究』 Shakespeare-Studien (71) を著わした。

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デジタル大辞泉の解説

ルートウィヒ(Otto Ludwig)

[1813~1865]ドイツの劇作家・小説家。悲劇的な人間の運命を写実的に描いた。悲劇「世襲山林監督」、小説「天と地の間」、演劇論「シェークスピア研究」など。

ルートウィヒ(Ludwig)

(10世)[1495~1545]バイエルン公。在位1516~1545。父アルブレヒト4世が決めた長子相続に異議を唱え、兄のウィルヘルム4世とバイエルンを共同統治した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルートウィヒ【Otto Ludwig】

1813‐65
ドイツ写実主義の作家。彼が提唱した理想主義と自然主義の統一を目ざす〈詩的写実主義〉は,19世紀後半の自然主義に至るまでの時代を表す文学史上の概念として今日も使用される。チューリンゲンのアイスフェルトに生まれ,最初ライプチヒで音楽を学ぶ。その後文学に転向,シェークスピアに感銘して劇作家を目ざし《世襲山林監督》(1853)などの悲劇を書いたが,本領は小説にある。代表作は屋根葺師兄弟の争いを描く心理小説《天と地の間》(1856)。

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