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レオンハルト Leonhardt, Gustav Maria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レオンハルト
Leonhardt, Gustav Maria

[生]1928.5.30. ス=フラーフェラント
[没]2012.1.16. アムステルダム
オランダのハープシコード奏者,音楽学者。生涯にわたって古楽一般を理解・解釈し,録音することに打ち込んだ。バロック時代の作曲家,特にヨハン・ゼバスチアン・バッハの音楽に傾倒した(→バロック音楽)。弦楽合奏団レオンハルト・コンソートを結成し,17~18世紀初頭の室内楽を,古楽器を用いて歴史的に正確な演奏法により紹介する代表的な存在となった。楽器演奏を趣味とする両親からハープシコードを買い与えられ,スイスのバーゼル・スコラ・カントルム,次いでオーストリアのウィーンで音楽を学んだ。1950年にバッハの『フーガの技法』を演奏してデビュー。1952年に,同曲はハープシコード独奏曲としてつくられたという研究結果を論文にまとめた。長年にわたりアムステルダムのワロン教会と新教会で,由緒あるオルガン奏者を務めた。ウィーンやアムステルダムで教授職につき,その間にアメリカ合衆国のハーバード大学でも教鞭をとった。

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デジタル大辞泉の解説

レオンハルト(Gustav Leonhardt)

[1928~2012]オランダのチェンバロ奏者・指揮者。1950年に、チェンバロでバッハの「フーガの技法」を演奏してデビュー。パイプオルガンなどの演奏でも知られ、古楽演奏の第一人者として活躍した。アムステルダム音楽院で教授をつとめるなど、後進の育成にも尽力。1967年の映画「アンナ‐マグダレーナ‐バッハの日記」ではバッハを演じた。

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百科事典マイペディアの解説

レオンハルト

オランダの鍵盤(けんばん)楽器奏者,指揮者,音楽学者。古楽の隆盛に主導的役割を果たした大家の一人。1947年−1950年スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでハープシコードとオルガンを学び,1950年ヨハン・ゼバスティアン・バッハの《フーガの技法》をウィーンで演奏しハープシコード奏者としてデビュー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レオンハルト
れおんはると
Gustav Leonhardt
(1928―2012)

オランダのチェンバロ(ハープシコード)、オルガン奏者、指揮者。ハーグ生まれ。スイスのバーゼルで学び、1950年ウィーンでデビュー。1955年アムステルダムに移り、アムステルダム音楽院の教授を務めつつ、同市の教会オルガン奏者も兼任。独奏、室内楽で活躍、フランス・ブリュッヘンらとともに、オランダが古楽器演奏と古い音楽の解釈法の面で指導的な位置を占めるまでにした。また1958年にはレオンハルト合奏団Leonhardt Consortを組織して指揮にあたり、古い演奏様式を可能な限り忠実に再構築した演奏を続けた。1967年のドイツ映画『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』Chronik Der Anna Magdalena Bachではバッハ役を演じた。楽譜の校訂や研究論文など、バロック音楽の演奏研究に連なる幅広い活動を行った。[美山良夫]
『佐々木節夫著『古楽の旗手たち――オリジナル楽器演奏のめざすもの』(2000・音楽之友社)』

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