精選版 日本国語大辞典 「中人」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐じん【中人】
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…中世・近世において紛争解決のために行われた仲裁・調停。
[中世]
日本の中世社会の紛争解決手段として,一般的に行われたのは,紛争当事者が,中人(仲人)(ちゆうにん),扱衆,異見衆,立入衆,批判衆などと呼ばれた第三者(単数または複数)に解決をゆだね,その調停によって和解する噯(中人制)であった。この噯は,庶民,領主,大名など階層をとわず行われ,またその調停対象も,貸借・売買・土地あらそいなどの民事紛争,刃傷・殺人などの刑事事件,さらには合戦にまで適用されるものとして存在した。…
…和解の条件もしくは結果として,自発的な無償贈与が含まれていたために,この言葉が用いられるようになったとされている。公権力の行う裁判と無関係に行われる和与は,中人(ちゆうにん)などとよばれた第三者の調停によって成立するものが多く,この場合和与の効力は中人を含む地域社会の強制力によって保証されていたと考えられる。なお,いったん裁判所に提訴された紛争で,判決以前の段階で和与が成立するものも多かった。…
※「中人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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