仙術(読み)センジュツ

世界大百科事典 第2版の解説

せんじゅつ【仙術 xiān shù】

中国において,肉体を人間ならざるものに改造し,仙人となることを目的として行われる修練の方法。《荘子》には〈吹呴(すいく)呼吸〉とか〈吐故納新〉とかよばれる呼吸術や〈熊経鳥申(ゆうけいちようしん)〉とよばれる体操術を行って長生につとめる実修者の記述がある。また藐姑射(はこや)の山の神人が五穀を食らわずに風を飲み露を吸って暮らしているというのは,後世の〈辟穀(へきこく)食気〉の術を連想させる。辟穀食気とは穀類を絶ち,宇宙の“気”を栄養とする食餌法。

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大辞林 第三版の解説

せんじゅつ【仙術】

仙人の行う術。また、仙人になるための術。

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精選版 日本国語大辞典の解説

せん‐じゅつ【仙術】

〘名〙 人の行なう術。不老不死、羽化登仙などの方術。また、仙人になるための術。
※菅家文草(900頃)一・九日侍宴、同賦喜晴「菊華一束、聖主助彭祖之仙術也」
※太平記(14C後)二五「呂洞賓と云仙術(センジュツ)の人、此客の心に願ふ事暗に悟て」

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