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八体 ハッタイ

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デジタル大辞泉の解説

はっ‐たい【八体】

漢字の8種の書体。諸説あり、漢代の「説文解字」では、秦の八体として大篆(だいてん)・小篆(しょうてん)・刻符・虫書・摹印(ぼいん)・署書・殳書(しゅしょ)・隷書(れいしょ)を挙げる。
発句(ほっく)を風姿のうえから分類した8種の体。幽玄・有心・無心・悠遠・風艶・風情(ふぜい)・寓言・風曲。
連句の付け方の8種。→七名(しちみょう)八体

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世界大百科事典 第2版の解説

はったい【八体 bā tǐ】

漢字の書体8種をいう。一つは〈説文解字序〉に見える〈秦書八体〉で,大篆(だいてん),小篆,刻符,虫書,摹印(ぼいん),署書,殳書(しゆしよ),隷書(れいしよ)をいう(秦書)。一つは唐の張懐瓘(ちようかいかん)の《書断》に見える〈八体〉の語。たとえば,欧陽詢(おうようじゆん)を評して〈八体ことごとく能(よ)くす〉などの例がある。その細目については,とくに記述はないが,彼のあげる十体書の目の中から,古文と大篆を除いた籀文(ちゆうぶん),小篆,八分(はつぷん),隷書,章草,行書,飛白(ひはく),草書の八体を指すようである。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

はったい【八体】

漢字の八種の書体。諸説あり、古文・大篆だいてん・小篆・隷書れいしよ・飛白・八分・行書・草書、あるいは大篆・小篆・刻符・虫書・摹印ぼいん・署書・殳書しゆしよ・隷書。
俳句を風姿により分類した八種の体。すなわち、幽玄体・有心体・無心体・悠遠体・風艶体・風情体・寓言体・風曲体のこと。
連句の付け方の八種。 → 七名しちみよう八体

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の八体の言及

【書体】より


[書体分類の沿革]
 (1)漢魏六朝 書体の分類が中国で最初に試みられるのは後漢時代で,80年ころ成立の《漢書》芸文志で,古文,奇字,篆書,隷書,繆篆(びゆうてん),虫書の六体をあげる。次に,100年ころの成立とされる許慎《説文解字》叙には,秦の八体として,大篆,小篆,刻符,虫書,摹印(ぼいん),署書,殳(しゆ)書,隷書をあげ,新(しん)の六書として,古文,奇字,篆書,佐書,繆篆,鳥虫書をあげている。およそ書体を分類することは,それを試みる時点にみられる文字資料を形態,新旧,記録素材,用途等によって分類したもので,その分け方の基準や呼称もこのころはまだ統一されていない。…

※「八体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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