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出囃子(でばやし) でばやし

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知恵蔵2015の解説

出囃子(でばやし)

演者のテーマ音楽。高座への出に使われ、二つ目以上に許される。落語通はこれを聞いただけで誰かを知る。もとは京・大坂の寄席の習わしで、大正末期に東京に持ち込まれた。歌舞伎の下座(げざ)音楽や清元、新内、長唄の節から流用したものが多い。桂春団治、桂文楽の「野崎」、古今亭志ん生「一丁入り」、三遊亭圓生「正札付き」、柳家小さん「序の舞」、古今亭志ん朝「老松(おいまつ)」などは特に有名。現役では柳家小三治「二上がり鞨鼓(かつこ)」、三遊亭円楽元禄花見踊」、立川談志「木賊(とくさ)刈」。前座の出囃子は東京が「越後獅子」、大阪が「石段」に統一。

(太田博 演劇・演芸評論家 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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