出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
北海道函館市谷地頭町に鎮座。品陀和気(ほんだわけ)命(応神天皇)を主祭神とし,住吉大神,金刀比羅(ことひら)大神を配祀する。社伝によれば1445年(文安2)亀田郡の領主河野政通が箱館に築城のとき,その東南外郭に八幡宮を奉斎したのが起源とされ,そのあと亀田郡赤川村,箱館元町,会所町などに遷座ののち,1880年現在地に鎮座した。函館地方のみでなく,札幌開拓にも関連して崇敬され,小樽,室蘭,歌登方面にも勧請された。旧国幣中社。例祭8月15日。その日より3日間隔年ごとに行われる神輿渡御祭は,1780年(安永9)創始の古式ゆたかな祭儀。現社殿は1915年の建造で,優雅な聖帝八棟造である。
執筆者:鎌田 純一
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北海道函館市谷地頭(やちがしら)町に鎮座。祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)(応神(おうじん)天皇)のほか住吉大神、金刀比羅(ことひら)大神を配祀(はいし)。北海道鎮護神、開拓・航海・漁業の守護神として道内で広く崇敬されている。1445年(文安2)亀田(かめだ)郡領主河野氏が箱館に築いた城の鎮守として八幡宮を祀(まつ)ったのが起源と伝える。以後社地は変転したが、明治になって北海道開拓使の崇敬社となり、1880年(明治13)函館山を背にする景勝地である現在地に移った。旧国幣中社。例祭は8月15日。神輿(みこし)が市内を巡幸する。
[牟禮 仁]
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