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函館山 はこだてやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

函館山
はこだてやま

北海道南西部,渡島半島南端函館市にある山。別称臥牛山(がぎゅうざん)。標高 332m。新生代新第三紀海底火山が隆起したもので,対岸とは砂州でつながれて,典型的な陸繋島を形成。植物の種類がきわめて豊富で約 600種を数え,渡り鳥の休息地でもある。頂上から函館市街,函館港駒ヶ岳などを一望する景勝地。北東から東の山麓にかけては,ハリストス正教会,旧函館区公会堂などの歴史的建築物市立函館博物館がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

はこだてやま【函館山】

北海道,函館市街の南西に位置する山。標高334m。海中に噴出した火山で,亀田半島と陸繫砂州で連なり,牛が寝そべる姿に似ているため臥牛(がぎゆう)山とも呼ばれる。1899年から第2次大戦まで要塞が築かれ,立入りが禁止されていたため自然がよく残り,植物の種類も豊富である。頂上からは函館港と函館市街を眼下に見下ろし,南は下北半島津軽半島を望み,特に夜景はみごとである。山麓から山頂までロープウェー,ドライブウェーが設置され,訪れる人が多い。

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大辞林 第三版の解説

はこだてやま【函館山】

函館市の南西端にある山。海抜332メートル。山頂からの函館市街の夜景で知られる。臥牛山がぎゆうざん

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕函館山(はこだてやま)


北海道函館市街の南西にそびえる山。標高334m。臥牛(がぎゅう)山とも。新第三紀中新世に噴出した古い火山とされる。亀田(かめだ)川の排出土砂が沿岸流によって運ばれ、対岸の亀田半島と結ばれて陸繋(りくけい)島となった。南端は大鼻(おおばな)岬、東端は立待(たちまち)岬。明治期から昭和の終戦時まで山全体が軍事要塞となり、その遺構が残る。山麓(さんろく)から山頂までロープウエーが結ぶ。頂上からの函館市街の夜景、津軽(つがる)海峡の展望は有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

函館山
はこだてやま

北海道南西部、函館市の中心市街の南部にある山。標高332メートル。臥牛山(がぎゅうざん)ともいう。新第三紀中新世に噴出したもので、石英安山岩を基底とし、その上に鮮新世の溶岩・集塊岩がのる。函館湾に突き出ているが、亀田川や沿岸流の土砂の堆積(たいせき)による砂州で亀田半島と結ばれて陸繋島(りくけいとう)となっている。第二次世界大戦までは要塞(ようさい)地帯で、一般の立ち入りは禁じられていた。ロープウェー、道路が整備され、頂上からは市街と津軽海峡を隔てて下北半島、津軽半島を望むことができ、とくに夜景の美しさで知られる。また、約600種の植物、約150種の野鳥の生息地として、鳥獣保護区特別保護地区に指定されている。[瀬川秀良]

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