十八銀行(読み)じゅうはちぎんこう(英語表記)The Eighteenth Bank, Limited

共同通信ニュース用語解説 「十八銀行」の解説

十八銀行

1877年に全国18番目の銀行として設立された第十八国立銀行が前身。1897年十八銀行に名称変更した。連結ベースの総資産は2015年9月末で2兆8489億円、従業員数は1591人。

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百科事典マイペディア 「十八銀行」の意味・わかりやすい解説

十八銀行[株]【じゅうはちぎんこう】

長崎県地盤とする地銀中位行。1877年第十八国立銀行を設立。1896年に十八銀行に改称。1942年諌早銀行を吸収合併。長崎県では〈一県一行主義政策は実現せず,佐世保市本拠とする親和銀行と県内を二分する。現在も長崎県の公金指定銀行は,両行交替制戦前は,対馬五島列島のみならず京城・ウラジオストクにまで営業網を広げていた。現在県内店舗89,県外店舗は福岡7など計100。本店長崎市。2011年資本金244億円,2011年3月期経常収益529億円。売上構成(%)は,中小企業等向け67,住宅・消費者向け26。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十八銀行」の意味・わかりやすい解説

十八銀行
じゅうはちぎんこう
The Eighteenth Bank, Limited

地方銀行。1877年創業の第十八国立銀行を前身に,1897年設立。1916年浦塩支店を朝鮮銀行譲渡。1919年口之津銀行,1927年長崎銀行,1929年有家銀行,1942年諫早銀行,1944年長崎貯蓄銀行を合併。その間 1936年には在鮮 9店舗を朝鮮殖産銀行に譲渡。1953年外国為替業務,1983年証券業務を開始。地盤の長崎県はもとより福岡県などでも強い。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「十八銀行」の解説

十八銀行

正式社名「株式会社十八銀行」。英文社名「The Eighteenth Bank, Limited」。銀行業。明治10年(1877)「第十八国立銀行」設立。同30年(1897)普通銀行に転換し現在の社名に変更。本店は長崎市銅座町。地方銀行。長崎県地盤。インターネット支店「デジタル出島支店」も展開東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。証券コード8396。

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