コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

原子力規制庁 げんしりょくきせいちょうNuclear Regulatory Agency

知恵蔵の解説

原子力規制庁

原子力規制委員会」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

百科事典マイペディアの解説

原子力規制庁【げんしりょくきせいちょう】

環境省の外局として設置された原子力委員会の事務局を担う国の機関。2011年3月の東京電力・福島第一原発事故で,原子力発電を推進する資源エネルギー庁とこれを規制・チェックすべき機関である原子力安全・保安院がともに経済産業省に属してきたことで,規制機関がその機能を果たしていないとの疑問と強い批判が出された。
→関連項目伊方原発原子力発電日本原子力発電[株]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

原子力規制庁
げんしりょくきせいちょう

原子力の安全確保を一元的に担う政府機関である原子力規制委員会を支える事務局。英語名はNuclear Regulation Agency。2011年(平成23)3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故の反省を踏まえ、2012年6月に成立した原子力規制委員会設置法(平成24年法律第41号)に基づき、同年9月に設置された。重大な原発事故への対処や原発の審査・検査などの実務を担う。内閣府の原子力安全委員会や経済産業省の原子力安全・保安院、文部科学省の放射線モニタリング部門などの縦割り行政組織を統合して発足した。
 事務局長である原子力規制庁長官には、警視総監を務めた池田克彦が初代としてついた。原子力発電所事故時など緊急時のまとめ役となる「緊急事態対策監」のほか、災害時の住民の安全確保にあたる「原子力地域安全総括官」、原子炉の審査・検査を担当する「安全規制管理官」などを置いた。
 アメリカ、フランスなどでは、原子力の安全性を確保する規制機関と、原子力行政の推進機関を別々に設けている。福島第一原発事故の反省から、民主党は2012年度の通常国会で、既存の経済産業省などから独立した規制組織として、原子力規制庁を設ける構想であった。しかし自民党や公明党などは、政治の影響を受けない、より独立性の高い組織にすべきだと反論した。この結果、三条委員会として、独自の予算権限や人事権限などをもつ原子力規制委員会が誕生し、原子力規制庁はこの事務局となった。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

原子力規制庁の関連キーワード原子力災害医療・総合支援センター高度被ばく医療支援センター国家公務員の新規採用抑制原子力規制委員会(日本)原子力安全調査委員会原子力災害拠点病院ノーリターンルール放射性物質拡散予測緊急時対応センター保安院と安全委員会原子力安全基盤機構日本原子力発電野田佳彦内閣原子力基本法J

今日のキーワード

荒らげる

[動ガ下一][文]あらら・ぐ[ガ下二]声や態度などを荒くする。荒々しくする。「言葉を―・げる」[補説]文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「声をあららげる」を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

原子力規制庁の関連情報