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口之津[町] くちのつ

百科事典マイペディアの解説

口之津[町]【くちのつ】

長崎県南高来(みなみたかき)郡,島原半島南端の旧町。中心の口之津港は16世紀有馬氏が開港,南蛮貿易,キリスト教布教の根拠地として栄えた。明治期,三池築港まで三池炭の積出港でもあった。

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世界大百科事典 第2版の解説

くちのつ【口之津[町]】

長崎県南東部,南高来郡の町。人口7095(1995)。島原半島の南端,早崎瀬戸に面し,三方を海で囲まれる。口之津港は有馬氏によって1562年(永禄5)に貿易港として開港され,翌年アルメイダが来航してキリスト教の布教にあたり,79年(天正7)には口之津会議が開かれるなどキリシタン布教と南蛮貿易の根拠地としてにぎわった。その後布教の中心が長崎に移り衰退した。島原の乱によってあとかたもなくなるほどの戦禍を被ったが,まもなく有明海を航行する船舶の潮待ち・風待ち港として復活した。

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