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和霊神社 われいじんじゃ

世界大百科事典 第2版の解説

われいじんじゃ【和霊神社】

愛媛県宇和島市和霊町にあり,宇和島藩初期の家老山家(やんべ)清兵衛をまつる神社。清兵衛は1620年(元和6)藩主伊達秀宗の密命により暗殺されたが,53年(承応2)6月秀宗はその霊を和らげるため山頼(やまより)和霊社を建立した。その後1700年(元禄13)明神号を受け,28年(享保13)には大明神となり,31年には5代藩主村候(むらとき)により現在地に遷座し,神社が完成した。その間,慶安の大地震,1666年(寛文6)の大洪水,2代藩主宗利の男子の夭逝,享保の大飢饉などがあいつぎ,清兵衛のたたりと恐れられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

和霊神社
われいじんじゃ

愛媛県宇和島(うわじま)市和霊町に鎮座。祭神は山家公頼(やんべきみより)之霊(のみたま)。公頼は通称清兵衛(せいべえ)といい、もと伊達政宗(だてまさむね)の家臣であった。1615年(元和1)政宗の長男秀宗(ひでむね)の宇和島移封に従って、その家老として藩治に大いに功績があったが、20年に暗殺された。没後神異があり、53年(承応2)本社が創建された。1735年(享保20)鎌江(かまえ)城跡の現地に遷座した。四国では庶民の厚い信仰が寄せられている神社である。例祭日7月23、24日の両日。[落合偉洲]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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