四家(読み)シケ

大辞林 第三版の解説

しけ【四家】

藤原氏の四つの家系。南家・北家・式家・京家。
茶道で、表千家・裏千家・武者小路むしやのこうじ千家・藪内やぶのうち家。
〘仏〙
般若家(別教)・諦たい家(円教)・捨煩悩しやぼんのう家(通教)・苦清浄家(三蔵教)の称。 → 五時八教
法相・三論・天台・華厳の大乗四宗。

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精選版 日本国語大辞典の解説

し‐か【四家】

〘名〙 四つの家、四つの流派、四人の大家など、その道で特にあげられるべき四つをさしていう。大乗を説く顕教の四つの宗派、華厳・法相・三論・天台(または律)をいう「四家の大乗」など。また、和歌四式といわれる歌学書を著わした四人、「歌経標式」の藤原浜成、「喜撰式」の僧喜撰、「孫姫式(ひこひめしき)」の孫姫、「石見女式(いわみのじょしき)」の石見女の四人の総称。

し‐け【四家】

[1] 〘名〙
① 仏語。天台宗で、苦清浄家(三蔵教)・捨煩悩家(通教)・般若家(別教)・諦家(円教)をいう。〔法華玄義‐一〇下〕
謡曲鞍馬天狗(1480頃)「源平藤橘、四家にもとりわき、かの家の水上は、清和天皇後胤として」
[2]
[一] 藤原氏の南家・北家・式家・京家の総称
[二] 茶道で表千家・裏千家・武者小路千家・藪内家の総称。

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