コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

回春 かいしゅんrejuvenation

翻訳|rejuvenation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

回春
かいしゅん
rejuvenation

浸食作用が復活する現象。地形の若返りともいう。浸食輪廻によって地形が変化していく過程のなかで,地殻運動や気候変化などが起って浸食過程が中断され,新しい条件のもとに浸食,特に下刻が強くなること。が起ると,これまでの浸食輪廻は中絶され,新輪廻が始る。回春地形は複輪廻の地形。浸食を復活した河川を回春川,その現象を川の若返りという。遷移点河岸段丘,谷壁階段,穿入蛇行谷,先行谷,谷中谷 (こくちゅうこく) などは回春地形の例。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

かい‐しゅん〔クワイ‐〕【回春】

春が再びめぐってくること。新年になること。
若返ること。「回春の妙薬」
病気が治ること。快復

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

かいしゅん【回春】

若返ること。 「 -の妙薬」
病気が治ること。快復。
春がめぐってくること。新年になること。 〔日葡〕

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

回春
かいしゅん

河谷が河食輪廻(りんね)の進行によってある段階にまで発達したのちに、なんらかの原因によって輪廻の進行が中断され、輪廻の出発点に戻ってふたたび下方侵食が活発化し、幼年谷を発達させること。侵食の復活、若返りともいい、回春のおこった川を回春川という。
 地盤の隆起、傾動、撓曲(とうきょく)などの地殻変動によって河床勾配(こうばい)の増大や侵食基準面の低下がおこった場合、回春の原因となる。海面低下も地盤の隆起と同じ効果をもたらす。そのほか、河川争奪や気候変化に起因する流量の増大、気候変化や火山活動の消長に伴う川の運搬荷重の減少、湖沼や硬岩層などの局部的侵食基準面の消失なども回春の原因となる。河成段丘、遷移点は回春により生ずる。山茂美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の回春の言及

【不老不死】より

…【飯島 吉晴】
[西洋]
 不老と不死とは必ずしも同質的問題ではない。老人として永遠に生きつづける形式の不死もあり,また回春あるいは極端な場合は死の試練を経ることにより不老を達成することもありうるからである。この例にフォイニクス(不死鳥)の神話や〈若返りの泉〉伝説がある。…

※「回春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

回春の関連キーワードヨトウムシ(夜盗虫)OECD閣僚理事会A.ハンナ ライトリデル ハンナライト エダ石塚 喜久三滋陰降火湯升麻葛根湯滋陰至宝湯十味敗毒湯清上防風湯荊芥連翹湯青木 恵哉フマキラー津田 治子侵食基準面豪毛競売光田健輔玉山徳璇青木恵哉

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

回春の関連情報