日本歴史地名大系 「土生遺跡」の解説
土生遺跡
はぶいせき
遺跡の存在が確認されたのは昭和四六年(一九七一)で、同年緊急調査を実施。翌四七年第二次調査(「佐賀県文化財調査報告書」第二五集・昭和四八年・佐賀県教育委員会刊)。土生遺跡のうち最も遺構の保存が良好で、遺跡のほぼ中心と推定される場所が史跡として指定された。
南北約一五〇メートル、東西約二五〇メートルの範囲にわたる平地集落遺跡と推定され、現地表下約六〇センチ前後のところに、遺構が存在している。大部分が住居跡であって、木柱の基部の保存は良好である。
土生遺跡
はぶいせき
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報