塵紙(読み)チリガミ

大辞林 第三版の解説

ちりがみ【塵紙】

鼻紙・落とし紙に使う粗末な紙。楮こうぞの皮のくずや、故紙を再生してつくる。また、鼻紙・落とし紙自体をもいう。ちりし。

ちりし【塵紙】

ちりがみ(塵紙)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ちり‐がみ【塵紙】

〘名〙 楮(こうぞ)の外皮のくずですいたり、屑紙をすき返したりして作った粗末な紙。表面に塵滓(かす)があるのでいう。鼻紙や落とし紙として用いた。また、一般に鼻紙や落とし紙のこと。ちりし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※浮世草子・好色一代男(1682)四「(チリガミ)にて細工に、双六の盤をこしらへ」

ちり‐し【塵紙】

※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年(1942)一一月一七日「彼女はチリガミのことをチリシ、チリシというので始め分らなかった」

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