多摩ニュータウン(読み)たまニュータウン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多摩ニュータウン
たまニュータウン

東京都西部,多摩丘陵東京都が計画した大規模な住宅地。八王子多摩,町田,稲城の4市にまたがる東西 14km,南北2~4kmの細長い区域で予定面積約 30km2。 1965年に開発計画が決定,東京都,住宅・都市整備公団 (→都市再生機構 ) ,東京都住宅供給公社が共同して 1966年から宅地造成を開始した。住宅だけでなく,学校,公園,ショッピングセンターなどの施設も整えられ,1971年から入居が開始された。多摩モノレールと小田急電鉄京王電鉄が分岐する多摩センター駅南部には,多摩中央公園,文化施設,デパートや日本初の全天候型遊園地が立地。多摩丘陵都立自然公園に属する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

多摩ニュータウン

東京都西南部の多摩丘陵に位置し、八王子、町田、多摩、稲城の4市にまたがる。総面積は約2900ヘクタール。都や日本住宅公団(現在の都市再生機構)、民間事業者などが主体となって整備した。深刻化する住宅難の解消などを目的に1965年に都市計画決定され、71年に諏訪永山地区(多摩市)から順次入居を開始。74年には小田急線が永山駅(同)まで、京王線が多摩センター駅(同)まで開通。2000年には多摩都市モノレールが全線開通した。事業は06年で終了。現在約22万4千人が暮らす。

(2019-02-26 朝日新聞 朝刊 東京四域・1地方)

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デジタル大辞泉の解説

たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】

東京都南西部、多摩丘陵に開発された大規模住宅地。多摩・稲城・八王子・町田の4市にまたがる。

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百科事典マイペディアの解説

多摩ニュータウン【たまニュータウン】

東京都南部,多摩丘陵を切り開いて開発された大規模住宅地域。東京の住宅難解消を目的に1967年着工,1971年入居開始。面積3020ha,東西14km,南北2〜4km,人口41万人の計画で,稲城市町田市八王子市にまたがる。1974年に京王相模原線が,1975年には小田急多摩線が開通し交通の利便性が向上,2000年には多摩都市モノレールが延伸されている。計画策定から半世紀が経過し,急速に進む住民の高齢化が問題となり,一部では全面的な建て替えを実施する中高層住宅も出始めている。
→関連項目麻生[区]稲城[市]多摩[市]八王子[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

たまニュータウン【多摩ニュータウン】

東京都南部の多摩丘陵にある大規模な住宅開発地域。東京の住宅難を解消するため,1963年に〈新住宅都市開発法〉が制定され,67年より建設が開始された。多摩市を中心に稲城市と八王子市,町田市に及ぶ東西14km,南北2~4kmの地域で,当初の予定は3020ha,41万の居住人口をもつ大規模プロジェクトである。中学校区を単位とする23住区からなり,地区センター,総合病院などが配置されている。開発主体は住宅・都市整備公団,東京都,東京都住宅供給公社であり,中高層の集合住宅が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

多摩ニュータウン
たまにゅーたうん

東京都南西部、多摩市を中心に八王子、町田、稲城(いなぎ)の4市にまたがる、多摩丘陵にある日本最大のニュータウン(新市街地として開発の田園都市)。標高40~170メートルで、多摩川に注ぐ大栗(おぐり)川、乞田(こうだ)川の二つの侵食谷がある。総面積2884ヘクタール、東西約15キロメートル、南北約5キロメートル、計画人口34万人で、中央の多摩センター駅まで京王帝都電鉄相模原(さがみはら)線(現、京王電鉄相模原線)、小田急電鉄多摩線の両私鉄が1974~1975年(昭和49~50)開通、さらに西方への工事が進められ、1990年(平成2)全通した。2000年には立川市との間に多摩都市モノレールも開通。開発以前は面積の約3分の2が山林、3分の1が農地であり、縄文時代を中心として多くの遺跡があり、一部は公園化され、遺物は都立埋蔵文化財調査センターに保存されている。1963年ごろから調査が始められ、1965年末に都市計画決定、1968年ごろから造成開始、1971年最初の住民が入居した。都市再生機構、東京都、東京都住宅供給公社が事業主体。2006年新住宅市街地開発事業は終了した。一つの生活圏(住区)は約100ヘクタールで23の住区で構成され、豊かな緑地、歩行者専用道路などに特色がある。周辺には多摩動物公園、百草(もぐさ)園、聖蹟(せいせき)記念館などがある。[沢田 清]

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精選版 日本国語大辞典の解説

たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】

(ニュータウンはnewtown) 東京都南西部、多摩丘陵に開発された計画的住宅地域。二三の住区からなり、多摩・稲城(いなぎ)・八王子・町田の四市にまたがる。昭和四二年(一九六七)から造成が始められ、同四六年入居開始。

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