大崎八幡宮(読み)おおさきはちまんぐう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大崎八幡宮
おおさきはちまんぐう

仙台市青葉区八幡に鎮座。応神(おうじん)天皇、仲哀(ちゅうあい)天皇、神功(じんぐう)皇后を祀(まつ)る。もと宮城県大崎(おおさき)市田尻(たじり)にあり、県北の領主大崎氏の崇敬する社(やしろ)であった。大崎氏にかわった伊達政宗(だてまさむね)もまた本社を尊崇し、仙台に居城を移すとともに、1602年(慶長7)仙台城の北に遷座した。1604年社殿の造営にとりかかり、3年後に完成をみた。現社殿はこのときの造営になるもので、内外に桃山風の華麗な彩色や彫刻が施されており、本殿、石の間、拝殿からなる権現造(ごんげんづくり)で、京都市の北野天満宮とともにその最古の遺構として国宝に指定されている。また、拝殿前の素木造(しらきづくり)の長床(ながとこ)は国指定重要文化財である。旧社格は村社。例祭は9月14・15日。また1月14日夜の正月飾りを納める「どんと祭」はその規模の大きさで有名である。[高橋美由紀]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大崎八幡宮
おおさきはちまんぐう

宮城県仙台市青葉区にある神社。伊達政宗現在地に移し,社殿は慶長12(1607)年に完成。応神天皇仲哀天皇神功皇后をまつる。京都の工匠の手になる権現造の代表作例で,豪華な桃山様式を示す。本殿,石の間,拝殿国宝

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