( 1 )「存知」を「存じ」の当て字と見る説もあるが、「平家物語」など中世の文献に「存知して」とあるように「存知」のサ変動詞として用いた例が多く見られるところから、「存知」と「存じ」とはもとは別語であったと考えるべきであろう。
( 2 )「存知」は和製漢語と思われ、発音は「文明本節用集」などの古辞書類に記されているようにゾンチと第三音節が清音であった。それが中世後期には、連濁現象の流行によって、ゾンヂに変化した。「存じ」とは別語であったが、中世末期に生じた四つ仮名の混同によって同音となり、次第に混同して使われるようになった。
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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