デジタル大辞泉
「弁え」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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わきまえわきまへ【弁・辨】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「わきまえる(弁)」の連用形の名詞化 )
- ① 物事の違いをよく見わけること。識別すること。弁別。また、道理をよく心得ること。分別。
- [初出の実例]「聞き知るばかりのわきまへは、何事にもいとつきなうは侍らざりしを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅梅)
- 「此の守本より心直くして、身の弁へなども有ければ」(出典:今昔物語集(1120頃か)二八)
- ② 借金・借物を返済すること。また、弁償すること。
- [初出の実例]「おのれが金千両を負ひ給へり、其わきまへしてこそ出で給はめ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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