分る(読み)ワカル

デジタル大辞泉 「分る」の意味・読み・例文・類語

わか・る【分(か)る/解る/判る】

[動ラ五(四)]
意味や区別などがはっきりする。理解する。了解する。「物のよしあしが―・る」「言わんとすることはよく―・る」「訳が―・らない」
事実などがはっきりする。判明する。「身元が―・る」「答えが―・る」「持ち主の―・らない荷物」
物わかりがよく、人情・世情に通じる。「話の―・る人」
一つのものが別々になる。わかれる。
五色の水玉数散りて、浪二つに―・りて」〈浮・伝来記・二〉
[動ラ下二]わ(分)かれる」の文語形
[類語]理解知る把握解釈分かりのみ込み承知認識学ぶ物分かり聞き分けわきまえわきまえる分別ふんべつ了知存知聞知合点了解自覚納得早分かり早飲み込み早合点話せる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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