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屋島城 やしまじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

屋島城
やしまじょう

香川県高松市東北部の屋島に築いた城。7世紀白村江の戦いののち,天智天皇は唐,新羅の侵攻にそなえ,天智6 (667) 年讃岐の屋島に城を築いた。のち 12世紀源平合戦 (→治承の内乱 ) のとき京都から西走した平氏は,元暦1 (1184) 年2月摂津の一ノ谷の戦いに敗れて屋島城に拠った。しかし翌年2月源義経のためにこの城を落され,長門に逃れた。 (→金田城 , 壇ノ浦の合戦 )  

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百科事典マイペディアの解説

屋島城【やしまじょう】

香川県高松市屋島の北嶺にある古代朝鮮式山城(さんじょう)。国指定史跡。《日本書紀》の667年の記事に讃岐国山田郡の屋島城などを築くとあり,663年の白村江(はくそんこう)の戦で敗れたのち国内防備のために築造された。

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世界大百科事典 第2版の解説

やしまじょう【屋島城】

讃吉(岐)国山田郡に築かれたいわゆる朝鮮式山城の一つ。《日本書紀》天智6年(667)11月条にみえ,大和の高安(たかやす)城,対馬の金田(かなだ)城とともに,朝鮮半島における白村江の敗戦後の国内防備のために築城された。現状は明確ではないが,現在の高松市屋島の北嶺と南嶺の谷部西側に残る塁状遺構が屋島城にかかわる遺跡といわれている。塁状遺構は1980年の測量調査によれば,標高100~110mの斜面に塊石,板石を谷部をふさぐように積んだもので約90mが残る。

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