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山中温泉 やまなかおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山中温泉
やまなかおんせん

石川県南西部,加賀市中部にある温泉。加越山地に発する大聖寺川の谷にあり,川岸に旅館が軒を並べる。北陸の有名な観光温泉地の一つ。8世紀に僧行基が発見したといわれ,古くから名湯として知られる。泉質硫酸塩泉泉温は 50℃前後。付近には鶴仙渓の渓谷美,スキー場があり,上流には我谷ダムがあって,年間を通じて観光客を集める。温泉みやげに始められた山中塗と民謡山中節で知られる。加賀温泉郷に属する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔石川県〕山中温泉(やまなかおんせん)


石川県南部の加賀(かが)市東部、大聖寺(だいしょうじ)川中流の渓流沿いにわく行楽・保養向きの温泉。加賀温泉郷の一つ。僧行基(ぎょうき)の発見といわれ、小松(こまつ)市の粟津(あわづ)温泉と並んで「脚気(かっけ)山中、瘡(かさ)粟津」と称された。温泉街の東側は鶴仙(かくせん)渓で、蟋蟀(こおろぎ)橋から1km下流の黒谷(くろだに)橋まで右岸を遊歩道が結ぶ。黒谷橋近くに芭蕉(ばしょう)堂がある。山中漆器は生産量日本一で、温泉街下手の伝統産業会館で展示と製作を実演。カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。泉温51℃。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山中温泉
やまなかおんせん

石川県南部、加賀(かが)市にある温泉。加賀温泉郷の一つ。大聖寺(だいしょうじ)川沿いにあり、中世地頭(じとう)長谷部信連(はせべのぶつら)が傷ついた白サギの浴するのをみて再興したと伝える。蓮如(れんにょ)や芭蕉(ばしょう)も入湯した。泉質は硫酸塩泉。渓流沿いに遊歩道があり、また民謡「山中節」を伝える。JR北陸本線加賀温泉駅からバスの便がある。[矢ヶ崎孝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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