精選版 日本国語大辞典 「山川登美子」の意味・読み・例文・類語
やまかわ‐とみこ【山川登美子】
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歌人。福井県生まれ。本名とみ。大阪の梅花女学校卒業、新詩社に加入、白百合(しらゆり)の称を得た。与謝野鉄幹(よさのてっかん)への思慕を絶ち結婚したが、2年で夫と死別。日本女子大学に入学し、歌集『恋衣(こいごろも)』(茅野雅子(ちのまさこ)、与謝野晶子(あきこ)と共著。1905)を刊行した。『明星』での再起もむなしく肺患を発して中退、郷里小浜(おばま)に帰り療養、薄幸のなかに没した。発心寺の山川家墓地に埋葬。清純哀切、浪漫(ろうまん)味の濃い歌風で出発したが、晩年には現実的なものに移った。
[新間進一]
髪ながき少女(をとめ)とうまれしろ百合に額(ぬか)は伏せつつ君をこそ思へ
『『山川登美子全集』全二巻(1972、73・光彩社)』
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(板垣弘子)
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…藤島武二の華麗な装丁・挿画も内容にふさわしい。全編は6部構成で,特に〈白百合〉の部は歌友山川登美子(1879‐1909)のことを,〈舞姫〉の部は京の舞妓を詠んだ歌で占められる。巻頭歌〈夜の帳(ちよう)にささめき尽きし星の今を下界の人の鬢(びん)のほつれよ〉。…
※「山川登美子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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