ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
市場メカニズムが働いていても、経済的な効率的配分(パレート効率性Pareto efficiency、パレート最適)が達成されない状況をいう。近代経済学では、独占・寡占、売買する市場の不完備、買い手の知りえない商品情報を売り手がもっているなどの情報の非対称性、電力会社などの費用逓減産業の存在、ある経済主体の経済活動が他の経済主体の経済活動に対して与える外部効果などが原因となって、公害や地球温暖化などの環境破壊、商品品質の低下などの市場の失敗が起きるとしている。
失敗を避けるため、ハービッツらは、市場が有効に機能するための仕組みや制度が必要であるとするメカニズム・デザイン理論mechanism design theoryを提唱。2007年にノーベル経済学賞を受賞した。
失業、貧困、自殺、社会的格差などは従来、配分の公平性の問題で、市場の失敗ではないとされてきた。しかし1998年にノーベル経済学賞を受賞したセンらによって、所得分配や社会的コストに関する理論が発展し、現在では、貧困や格差などの社会問題についても市場の失敗であるとの主張が一般的になっている。
[編集部]
…しかしながら,現実には環境保全よりも経済の優先の傾向があるため,予防措置としての環境影響事前評価制度(環境アセスメント)が不十分ながら実行されるのは,1970年代のことであり,裁判においても差止めはなかなか認容されていない。
【公害の加害者】
[資本主義と市場の失敗]
現代社会の公害の加害者の多くは企業であり,また公共事業では政府・自治体である。公害は社会的損失または社会的費用といわれるように,経済過程において,その費用を原因者が負担せず,第三者や社会に転嫁している。…
※「市場の失敗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...
12/21 デジタル大辞泉を更新
12/21 デジタル大辞泉プラスを更新
12/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/28 デジタル大辞泉を更新
10/28 デジタル大辞泉プラスを更新
10/27 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新