妙齢(読み)ミョウレイ

デジタル大辞泉 「妙齢」の意味・読み・例文・類語

みょう‐れい〔メウ‐〕【妙齢】

《「妙」は若い意》若い年ごろ。特に、女性の若い年ごろ。妙年。「妙齢婦人
[補説]近年容姿行動のあか抜けた中年以上の女性についてもいうことがある。
[類語]若いうら若い年若年弱としよわ年少弱小年下弱年弱齢ヤング若盛り血気盛り少壮盛年壮年壮齢男盛り女盛り娘盛り色盛り働き盛り芳紀年頃

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精選版 日本国語大辞典 「妙齢」の意味・読み・例文・類語

みょう‐れいメウ‥【妙齢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「妙」は若いの意 ) 若い年頃。としごろ。特に女性にいう。妙年。
    1. [初出の実例]「其妙齢有大志此」(出典:旱霖集(1422)虎関和尚行状)
    2. 「妙齢(メウレイ)女子には似合はしからんものがあるぢゃないか」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一〇)
    3. [その他の文献]〔宋史‐綦崇礼伝〕

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普及版 字通 「妙齢」の読み・字形・画数・意味

【妙齢】みよう(めう)れい

年若い。〔東京夢華録、九、宰執・親王・宗室百官、入内上寿〕第七盞、酒。~女、皆兩軍の妙齡容艷、人にぐる四百餘人をび、或いは冠を戴き、或いは仙人髻(けい)、~一時新粧、其の妙を曲盡せざる(な)し。

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