久久(読み)ヒサビサ

デジタル大辞泉 「久久」の意味・読み・例文・類語

ひさ‐びさ【久久】

[形動][文][形動ナリ]長い間とだえていたさま。前のときから、長い時間が経過したさま。久しぶり。「久久に訪れたチャンス」「久久のヒット曲」
[副]ある状態を長い間続けているさま。長らく。久しく。「久久ごぶさたしました」
[類語]久し振り久方振りしばらくぶり久しいしばらく遠いとこしえとこしなえ永久永遠とわ永世恒久悠久悠遠長久不変常磐ときわ永劫えいごう永代久遠くおん無限無窮不朽万代ばんだい不易万世万古不易千古不易

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「久久」の意味・読み・例文・類語

ひさ‐びさ【久久】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 久しぶり。しばらくぶり。
    1. [初出の実例]「久々に安座して伏几而寐ぞ」(出典史記抄(1477)一四)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 時間的に長く。長らく。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「久久」の読み・字形・画数・意味

【久久】きゆうきゆう

久しい。

字通「久」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android