デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慈雲(1)」の解説 慈雲(1) じうん 759-806/807 奈良-平安時代前期の僧。天平宝字(てんぴょうほうじ)3年生まれ。華厳(けごん)宗。教学に通じ,東大寺で無性(むしょう)釈の「摂(しょう)大乗論」などを講義。近江(おうみ)(滋賀県)普光寺の講師をつとめた。大同(だいどう)元/2年死去。48/49歳。山城(京都府)出身。俗姓は長尾(一説に長屋)。著作に「五教章見聞」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例