折れ曲る(読み)オレマガル

デジタル大辞泉 「折れ曲る」の意味・読み・例文・類語

おれ‐まが・る〔をれ‐〕【折れ曲(が)る】

[動ラ五(四)]まっすぐなものや平面状のものが、折れて曲がる。また、進む方向を変えて曲がる。「針金が―・る」「―・った川」「交差点を左へ―・る」
[類語]曲がりくねるくねるうねる蛇行する折れる曲がる折るへし折る折る畳む折り畳む折り重ねる折り曲げる折損屈折曲折屈曲ちぎれる切り離す張り裂ける断ち切る真っ二つばらすぽっきりぽきりぼきぼきぽきぽきぼきりぽきんぼきんばきばきぱきぱきめりめりみりみりばりばり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「折れ曲る」の意味・読み・例文・類語

おれ‐まが・るをれ‥【折曲】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 棒状のものや板状のものが中途から曲がる。また、川や道などが折れる。曲折する。おりまがる。
    1. [初出の実例]「河がぐるりと緩(ゆる)く折れ曲ってゐる」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石三三)
  3. 向きを変えて進む。また、進む方向を変更する。おりまがる。
    1. [初出の実例]「津田の好奇心は動いた。想像も略(ほぼ)付いた。けれども其所(そこ)へ折れ曲って行く事は彼の主意に背いた」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android