普通輝石(データノート)
ふつうきせきでーたのーと
普通輝石
英名 augite
化学式 (Ca,Mg,Fe2+,Fe3+,Ti,Al)2
(Si,Al)2O6
少量成分 Na
結晶系 単斜
硬度 6
比重 3.1~3.6
色 暗灰褐~暗灰緑
光沢 ガラス
条痕 白
劈開 二方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ふつうきせき
普通輝石
augite
化学組成(Ca, Mg, Fe)2Si2O6の鉱物。Ca2Si2O6のモル分子比が20〜45%のもの。少量のAl・Tiが含まれる。オージャイトとも。輝石族の一種。単斜晶系,空間群C2/c,格子定数a0.96〜0.98nm, b0.89〜0.90, c0.524〜0.526, β〜105°,単位格子中4分子含む。多く短柱状。ガラス光沢,暗緑ないし黒色,条痕緑灰色。硬度5〜6,劈開{110}完全,比重3.2〜3.5。光学的二軸性正。2V 25〜80°。屈折率α1.66〜1.73, β1.67〜1.75, γ1.69〜1.76。安山岩・玄武岩・ドレライト・斑れい岩などの主要成分鉱物,ある種の超苦鉄質岩の主成分鉱物,高変成度の変成岩の主成分鉱物として産出。これら以外の産状としては,温泉中の流紋岩の礫の表面に温泉水からの直接沈殿物として生成されている例がフランスから報告されている。命名はギリシア語の「光沢」に由来。
執筆者:加藤 昭・宇井 忠英・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
Sponserd by 
普通輝石
ふつうきせき
augite
単斜輝石族に属する,カルシウム輝石類の一種。 (Ca,Mg,Fe2+)2Si2O6 の一般組成を有するカルシウム輝石類のうち,カルシウム:マグネシウム:鉄(II)の原子比において,カルシウムが 25~45%含まれているものをいう。橄欖岩,斑糲岩,玄武岩,安山岩などに普遍的に出現する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の普通輝石の言及
【オージャイト】より
…Caに富む単斜輝石の一種で火成岩のもっとも普通な有色鉱物。〈普通輝石〉ともいう。主要化学組成は(Ca,Mg,Fe2+)2Si2O6で,少量のAl,Fe3+,Tiなどを含む。…
※「普通輝石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 