コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

普通輝石 ふつうきせき augite

翻訳|augite

2件 の用語解説(普通輝石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

普通輝石
ふつうきせき
augite

単斜輝石族に属する,カルシウム輝石類の一種。 (Ca,Mg,Fe2+)2Si2O6 の一般組成を有するカルシウム輝石類のうち,カルシウム:マグネシウム:鉄(II)の原子比において,カルシウムが 25~45%含まれているものをいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

普通輝石
ふつうきせき
augite

輝石の一種で、中性から塩基性の火成岩中の重要な造岩鉱物の一つ。柱状あるいは短柱状で、二方向の劈開(へきかい)はほぼ直交する。マグマの性質や晶出時期によって組成の変化が著しい。マグネシウムに富むものから鉄に富むものまである。また、ナトリウムが富んでくると、エジリン普通輝石aegirine-augiteとよばれる。アルカリ玄武岩中のものにはチタンに富むものがあり、チタン輝石titanaugiteとよばれる。透輝石―灰鉄輝石系列の輝石との境界は、CaSiO3が45モル%のところに置かれている。火山岩中の自形結晶は粒度の大きいときはまず普通輝石か透輝石であるが、肉眼では両者を区別することはできない。以上のほか、高温変成になる変成岩中にも産する。英名は、光沢を意味するギリシア語に由来する。かつては玄武岩中の黒色柱状結晶に対してのみ使った。[松原 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の普通輝石の言及

【オージャイト】より

…Caに富む単斜輝石の一種で火成岩のもっとも普通な有色鉱物。〈普通輝石〉ともいう。主要化学組成は(Ca,Mg,Fe2+)2Si2O6で,少量のAl,Fe3+,Tiなどを含む。…

※「普通輝石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

普通輝石の関連キーワードエクロジャイト頑火輝石輝石紫蘇輝石透輝石単斜輝石カルシウム石鹸ウェブスター岩単斜輝岩エジリン

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone