日本歴史地名大系 「曼荼羅寺」の解説
曼荼羅寺
まんだらじ
平安時代から鎌倉中期まで京都東寺の末寺であり、善通寺に派遣されていた別当が当寺も合せ管していた。善芳は康平元年(一〇五八)頃当寺の荒廃をみて驚き、ここに逗留して再建にあたった。前掲善芳解によると五間四面の瓦葺講堂は半損、多宝塔は破損、五間の別堂は修理が企てられたが着工できないという状態であった。
曼荼羅寺
まんだらじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報