曾 国藩(読み)そうこくはん

旺文社世界史事典 三訂版 「曾 国藩」の解説

曾 国藩
そうこくはん

1811〜72
清末期の政治家・学者
湖南省の生まれ。太平天国の乱のとき,郷里で義勇軍(湘軍 (しようぐん) )を編成して太平軍攻撃の主力とした。そのため両江総督に任じられ,乱後,漢人最初の侯爵になった。のち直隷 (ちよくれい) 総督になったが,北京官僚に妨げられ,再び両江総督に戻った。兵器厰や鉄工場を設け,洋務運動を始めた。古文宋学(朱子学)の研究でも有名で,門下から李鴻章 (りこうしよう) ・左宗棠 (さそうとう) らを輩出。著書『曾文正公全集』。

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367日誕生日大事典 「曾 国藩」の解説

曾 国藩 (そう こくはん)

生年月日:1811年10月16日
中国,清末の政治家
1872年没

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