来由(読み)ライユ

デジタル大辞泉 「来由」の意味・読み・例文・類語

らい‐ゆ【来由】

物事の現在に至った理由。いわれ。由来。らいゆう。
[類語]由来いわれ由緒来歴故事縁起歴史沿革変遷道程歴程足跡そくせき歩み年輪因縁成り立ちルーツ始まる因る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「来由」の意味・読み・例文・類語

らい‐ゆ【来由】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆ」は「由」の呉音 ) 物事の現在に至った理由。いわれ。来歴。由来。らいゆう。
    1. [初出の実例]「橘才子以予為時。贈答之中屡有此句、余乃不然。故述来由。復次本韻 源英明」(出典扶桑集(995‐999頃)七)

らい‐ゆう‥イウ【来由】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆう」は「由」の漢音 ) =らいゆ(来由)
    1. [初出の実例]「織田と称せん事を憚て、津田と名乗られしも、件の来由(ライユウ)とかや」(出典:信長記(1622)一上)
    2. [その他の文献]〔白居易‐潯陽春詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「来由」の読み・字形・画数・意味

【来由】らいゆう

由来。

字通「来」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android