始まる(読み)ハジマル

デジタル大辞泉 「始まる」の意味・読み・例文・類語

はじま・る【始まる】

[動ラ五(四)]
物事が行っていない状態から行う状態になる。行われだす。「勤めは朝九時に―・る」「工事が―・る」⇔終わる
新しく起こる。新たに発生する。「戦争が―・る」
起因する。起源をもつ。「けんかは何げない一言から―・った」「この風習平安時代に―・る」
いつものくせが出る。「そら―・った。例の自慢話だよ」
(「…ても始まらない」の形で)むだだ。手遅れだ。しようがない。「怒っても―・らない」「今さら薬を飲んでも―・らない」
[類語](1開始する開幕するスタートする幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ幕開き始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出す出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げるまず始め最初第一一次原初嚆矢こうし事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけ取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口第一歩第一声始まりトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり最優先何をおいても何はさておき何はともあれ先ず以て/(2)(3起こる生ずる発する発生する生起する起因する由来するたんを発する起きる持ち上がる出来しゅったいする勃発ぼっぱつする突発する偶発するいわれ由緒来歴故事縁起歴史沿革変遷道程歴程足跡そくせき歩み年輪因縁来由成り立ちルーツ因る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「始まる」の意味・読み・例文・類語

はじま・る【始】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 物事が新しく起こる。発生する。開始される。⇔終わる
    1. [初出の実例]「このうた、あめつちの開けはじまりける時より出できにけり」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)
    2. 「大御遊びはじまりていと今めかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)
  3. ( 「…にはじまる」「…からはじまる」などの形で ) それがもととなって物事が起こる。そこに起源をもつ。そこに起因する。
    1. [初出の実例]「このうた、〈略〉世につたはることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)
  4. ( 「また、はじまる」の形で、あるいはそういう気持を込めて ) 動作が再開される。特に、いつものくせが起こることをいう。
    1. [初出の実例]「此をばさんは、又はじまった」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android